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    「コケの生物学」


    「コケの生物学」
    北川尚史 著
    こけとしだの談話会 編


    コケの生物学


    1月に発売されると知ってすぐにネットで予約するも在庫切れと表示され
    近所の本屋に取り寄せをお願いし、数週間後にようやく手にすることができました。

    それなのに、読み終わるまでどれだけ時間がかかってるんだろう(^^;



    「コケの生物学」は、プランタという雑誌に連載されていた北川博士の記事を
    有志の方々がまとめられ、補遺を加えて出版されたそうです。
    それだけでもいかに北川博士がさまざまな研究家やお弟子さんたちに慕われておられたか想像がつきます。

    実は何年か前に調べものをしていて、プランタの記事に辿り着きどうしてもこうしても読みたくなり
    ネットや古書屋をあたって探しまくったことがあったのですが、見つからず。
    辛抱できずにコケメールでどなたかお持ちでしたら貸してくださいという
    図々しいお願いをしてしまったことがありました。
    時々自分の知りたい欲求が前のめりすぎて、後から冷や汗をかくことがありますが
    この時も後からものすごく冷や汗を書きましたとも(@_@。

    しかして、心の広い専門家数名(内心あきれられていたかもしれないけど)が
    お情けで手を差し伸べてくださいまして
    (ここを覗かれることはないかもしれませんが、その節はお世話になり本当にありがとうございました。)
    むさぼるように文章を読ませていただきました。
    けれど、一瞬で「あ!そうか~なるほど。」とあっさりと理解できる内容でもなく
    ただただその時は、読みたかった文章が読めたことだけに満足していたような気がします。

    そして、今回再編集された本を手に取ることができ、ゆっくりとした気持ちでもって読むことができました。
    読み物として縦書きに編集されていたことも理由のひとつかもしれません。
    まだまだ「ごっくん」と飲み込めるわけではありませんが
    これからも大切に、何度も読み返していきたいと思う1冊です。

    それにしても、この内容が1728円で入手できるなんて~~!
    一般書籍として世に出してくださった方々に感謝です。










    テツイロハナビラゴケ



    昨年11月にはじめてその存在を知ったテツイロハナビラゴケ

    テツイロハナビラゴケ1

    色合いといい、形といい、すっかり虜になりました(笑)
    地衣類はコケとせめぎあうことが多いけれど
    このテツイロハナビラゴケには、フルノコゴケがけっこうよじ登っていて
    ビジュアル的にも、コケの緑色が良い具合に加わっているのが美しいのです。

    それが、先日見に行くと様子が違っていました。

    テツイロハナビラゴケ170221

    なんだかシワシワになっていて
    元気な時のようなぷっくり感がありません。

    このまま枯れて?行くのか
    季節によって様子が変ってくるのか・・
    フルノコゴケの様子とともにしばらく観察したいと思います。

    コケ植物もだけれども
    地衣類もナゾだらけだわ。








    ミヤケツノゴケの胞子体


    1月に目立っていたミヤケツノゴケの男子たち→★★★

    ミヤケツノゴケは雌雄異株で、男子が目立っている頃は
    いったいどこに女子(雌株)があるのやら?!という感じなのだが
    毎年胞子体である「ツノ」が見られるのでたしかに女子もいるはず。

    いつもツノが長く伸びてからその存在に気付かされているが
    実はツノが出るもっともっと前に受精していて
    じっくり探すとその様子がわかるらしいので
    今年は何がなんでもツノが出る前からその様子を見たいと
    庭に這いつくばってみた。

    すると


    あ!ほんとにいた。
    ミヤケ1

    これこれ。このニキビみたいなの
    ミヤケ2

    すごく小さいね
    ミヤケ3

    あちこちに出てきた
    ミヤケ4

    ぐうううっとチカラをためているように見えて
    ミヤケ5

    ぷにゅっとツノが出てきた
    ミヤケ7

    ぷにゅっ
    にょきっ
    出てきた出てきた
    ミヤケ8



    小さすぎて1個体の定点はできなかったのだけど
    うっすらふっくらのにきび状態からツノが出るまで
    少なくとも2ヵ月かかっていた。

    儚げに見える葉状体の中での営みは
    何度も言っているけど、孵化や羽化に似ているような気がして
    その瞬間に感動してしまう。

    胞子散布はまだもう少し先。
    今年は枯れ果てるまで見守りますよ~(^^)


    ::

    ミヤケツノゴケの特徴的な無性芽の様子→★★★



    Appendix

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    Author:musimegane6
    アート目線なコケ観察。
    いきもののカタチは美しい。


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