名前調べに悩む・・


我らが山伏先生ことS先生はその名の通り健脚で

調査の際には崖も山もひょいひょい軽々移動されるのを
平坦な場所から眺めて ほほーう と感心しているのですが
(自分は登らず・・)

先生の一日の移動距離も相当なもので
私が丸一日かけても辿りつけそうにないような場所を
何か所も一度に回られているご様子。

秘密の抜け穴でもあるんじゃないだろうか。



そんな先生が、普通種の私にちょくちょくコケのお土産を下さいます。
行くことができない場所のコケを見るのはとても楽しみで
毎回ワクワクしながら採集袋を開けるのです。

だってワタクシの目標はボルネオのコケでも南アルプスのコケでもなく
県内コケ全網羅!
なのですから~(言ったもん勝ちやんw)


で、

3週間振りに見始めた顕微鏡
先生が7月に採集されたコケを調べて行きました。
ひとつひとつ名前が付くと嬉しいですね!


そして最後の標本。
こんなのがありました。



一見ヘチマゴケの仲間Pohliaかな~ と思い

Pohliaなら無性芽探さないと~♪
と実体鏡下でいじくりまわしていると

ごろん。

2_20120828200820.jpg
なんだこれ。
茎の下部の葉腋に付いていたのがこぼれ落ちたようです。

なになに??
急いで葉先を顕微鏡で・・

3_20120828200819.jpg
 
なになに??
中助が葉先から出てる?
しかも細胞がひし形??


4_20120828200818.jpg


ぶ・・ぶりうむ・・・・?(Bryum=ハリガネゴケ属)


う。
ハリガネゴケ科はかなりの勉強不足で
わかる種しか分かりません。(← 変な日本語)

どんなコケも
わからない事に当たるたびに

自分ってこんなにモノを知らないんだぁああ
と井戸の底に落ちたような気分になります。

こんなにコケって奥が深いんだ。
こんなに分類の歴史があるんだ。
こんなこと何も知らなかったぁあああ!!

がーーん。





しかして3分後には
さっさと諦めて他の標本に取り組むか
舌舐めずりをしながら文献探し・・??


これを機にハリガネゴケの仲間をもうちょっとだけ分かるように勉強しようか
それとも次行ってみよう~! にしようか・・

悩ましいところです。



時間がもっとたくさん欲しい!








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musimegane

アート目線のコケ観察。
いきもののカタチは美しい。

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