トサノゼニゴケ男子(雄器床)

ゼニゴケの仲間には、男子(雄株)と女子(雌株)があって
それぞれ違ったカタチの傘(雄器床、雌器床)を付けます。

その傘の役割もそれぞれ違っていて
男子の傘には精子を作る造精器が潜んでいます。

そうなんです。

コケって精子が造卵器に辿りついて胞子体ができるんです。
始めて知った時は、なんて動物的なんだろうとおどろきました。


▼傘の端っこににじみ出ている白っぽい液体。この中に精子が入っています。
ま・・まさに、女子のところへ行くぞ~ と気合入ってる状況。
tosana_201404261107169d8.jpg


うまくできているもので
この精子は、傘が濡れると放出されるようで
雨水のチカラを借りて雌株まで流されて行くのです。

なので
▼男子の傘は、縁が上向きになっていて水がたまりやすく
そして良く見ると精子を含んだ水が流れ出やすいような
カタチになっているようにも見えます。

tosanozeni.jpg

近くに雌株がまったく居ないという残念な場合もあるのですが・・
いやあ・・申し訳無い・・



たまたま見付けた近所の群生には
しっかり男子と女子が揃っていました。

▼小さなまるっとしたのが、これから大きくなる女子の傘。
tosana2.jpg
かわいい~




まったくもって珍しくもないコケなのですが
毎年観察をしていた場所が埋もれてしまったので→★★★

新たな観察場所はここに決定★


人があまり通らなくて
不審行動をしても気にならなくて
環境が同じように保たれていて
簡単に行ける場所
って、案外少なかったりするのデス。。。





いっそのこと我が家にゼニゴケあれこれ移植しようかな^^;







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musimegane

アート目線のコケ観察。
いきもののカタチは美しい。

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