ふるさと鞍手のコケ散歩@鞍手町歴史民俗博物館



弾丸日帰りで
福岡のコケ展に行ってきました。

鞍手町歴史民俗博物館HP →★★★

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入館するとまず目に飛び込んで来たのは畳2畳分ほどのコケの森。
森の空気が漂っているようなしっとり感。
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これらは地元の造園家が、この展示にあわせて栽培されたものだそう。
期間中、植物やコケを活き活きとした状態に保ち続けるのは
大変なご苦労だったと思います。
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何種ものコケや植物を使って作成されたコケ玉たちも。
コケ玉教室も大盛況だったそうですよ。参加したかったなぁ。
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展示の規模は決して大きくは無く
コケも蘚類に的を絞ったシンプルなもの。
だからこそ監修者の伝えたかったことが
すんなりと伝わってくるような気がしました。


なんと、コケやパンフレットのイラストはすべて
この展示を監修されたKさんのご主人が手掛けられています。
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このコケ少女とハカセのキャラクターに辿りつくまでの
楽しい秘話もお聞かせいただいたのだが
やはりこの2人はKさんとS山先生に見えて仕方がない(*^_^*)
パンフレット
(▲パンフレット画像はHPよりお借りしました)

入場者を必ず釘付けにしたであろうサヤゴケのサク模型。
▼これは敏腕ボランティアさんたちの手作りなのだそうだ。
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おお
サクシの1本1本に丁寧に細胞が描かれている!
そして胞子ひとつひとつにつぶつぶ感が再現されている!
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制作にどれだけの時間を費やされたのだろうかと気が遠くなりそうです。
ちなみに、この胞子のつぶつぶは「シリカゲル」だそうで
万が一来場した小さなお子さんが口にしては大変と急遽柵を、これまた手作りされたのだとか。

「サク」の「サク」。ふふふ。




▼地元鞍手の長谷寺の蘚類を、全体写真から顕微鏡写真まで
丁寧に紹介されていました。(モニターでも!)
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写真撮影に協力されたのもS山先生のお知り合いで地元の方だそうです。

そして!

コケ好きならワードローブに加えたい
コケの帽を再現したコケ帽子ラインナップ!
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これらは、ミユージアムパーク茨城県立博物館で昨年開催されたコケ展→★★★
で展示されたコケ帽をもとに、これまた敏腕ボランティアさんたちが工夫され制作されたそうです。


コケ帽
女優帽に物足りなさを感じたあなたにきっとお似合い。
帽に守られて育つ胞子たちの気持ちになれるかもしれません。


KさんやS山先生が地道に調べ続けて来られた英彦山やその周辺のコケの
研究成果の展示もあり、
S山先生の名前のついた日本新産のホウオウゴケや
Kさんの名前が献名されている新種のホウオウゴケが
紹介されていました。









展示最終日だったこの日は、特別企画
アコースティックギターリサイタル開催。
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Kさんご夫妻の教え子で

いっしょに森の音を聞き続けてきたという
永野佑紀さんの奏でるギターは

そういった音に近いように感じました。

yukiくん

そしてKさんご夫妻への思いも。


年のせいか涙腺がゆるんでおりまして

思わず何度となくうるうるっと(T_T)・・










展示品のひとつひとつに
人の繋がりや思いが感じられる
とても温かいコケ展

見せて頂くことができて本当によかった。


Kさん、S山先生
そしてHさん

ありがとうございました!





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musimegane

アート目線のコケ観察。
いきもののカタチは美しい。

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