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    定点観察中のキサゴゴケ



    大掃除前の物の整理に飽きてきたので(=_=)
    画像整理も整理のうち♪
    と見苦しい言訳を自分にしつつ
    カオスな部屋の中でコケ画像を眺めてさぼっております。

    昨日訪れたキサゴゴケの定点観察場所。

    スギ

    冗談ではなく本当に警備員さんに職務質問されました。
    「Just looking for the mosses」
    と書かれたTシャツを着ていなかったからですよ。反省。



    キサゴゴケは小さな蘚類で、古い杉の木などに着生しています。
    60年ほど前、近くの神社で発見され新種として発表されました。
    キサゴゴケ

    新種記載をされたのは蘚類の博士ですが、発見したのは苔類博士のM先生。
    180センチを超える長身で、蘚類博士のI先生と20センチ近くも身長差があるので
    一緒の木を見ていても視点が違ったそうです。
    M先生が「これ、なんでしょう?」とI先生の頭上でこのコケを摘み採ったところ
    今まで見た事も無いコケで、研究の結果新種ということになったそうです。

    残念ながらこの神社の杉の木は、すぐ伐採されてしまいました。
    そしてその後、胞子体が確認されないらしく
    一時は梯子を車に積んで、界隈の杉の木を片っぱしから探したそうですが
    胞子体はおろか、コケ自体も市内では他に1か所でしか確認できなかったそうです。

    それでもまだ他に生育しているのではないかと思われていたM先生から
    赤い丸の付いた地図のコピーを手渡されたのはたぶん6年ほど前のこと。
    赤い丸はすべて古い神社でした。

    残念ながらその赤い丸地点では見付けることができなかったのですが
    その頃から古い神社を見つけると杉の木を覗いて見るのがクセになりました。

    古い杉の木にへばりついて
    M先生の目線あたりを見上げる
    という覗き方は、傍から見るとやっぱり不審なのでしょうね。

    警備員さんは「木の音を聴いているのかと思った。」
    とおっしゃいました。

    優しいなぁ~ヽ(^。^)ノ


    木に顔を近付けて、コケ真正面からではなく
    横から下から見ると
    胞子体が見付けやすいのです。
    (たまに越冬中のヨコヅナサシガメと目が合うという特典つき。)
    キサゴゴケ2

    この杉の木は、シロアリが入っているらしく
    近く伐採されると聞きました。

    その時には

    上の方のコケが見たいので伐採日を教えて下さい
    チップになる前に必ず教えて下さい

    とお願いをしました。





    キサゴゴケが少ないのは
    人間によって伐採されるような
    古い木が好きだからなのかもしれません。






    さあて

    整理の続きをしようかなぁーーー






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    Author:musimegane6
    アート目線なコケ観察。
    いきもののカタチは美しい。


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