コケの色



苔色


::

少し前のことですが



あのコケなに??

と聞かれて河原の岩に着くコケ大群生に近付きました。
日常生活においてコケのことを聞いてもらえることは多々あることではありませんが
この日は幸運なことに森の自然観察会の植物先生のオマケで
コケ案内に呼んでいただき、コケのこと、ちょっと知りたいかも?
という方々とご一緒できたのです。

aya1.jpg

小雨の後というのもあって乾燥した日よりもぐんとコケの発色もよろしいようで
テンションも上がります。

「蛍光色みたい」と植物先生。ほんとにそうだなぁ。
まるで発光しているかのごとく鮮やかな黄緑色はエゾスナゴケ群生▼

aya2.jpg


コケの名前を言いながら気が付いたのが、「色」でコケを説明していたということ。
もちろん、季節によって、また天候によってコケの見せてくれる色は違いますが
まったくコケを知らない方に、手っ取り早く群生の名前を伝えられるのは
色なのかなぁと思いました。

あの蛍光色みどりはエゾスナゴケ
この黒っぽいのはフデゴケ
こっちの茶色っぽいのはシノブゴケ



(も・・もちろん「~の仲間」という語尾付きがほとんどですが。)


「苔色」という「色」が、ターナー色彩の画材にあります。
「モスグリーン」というのもありますが、なんと、モスグリーンがはじめて英語で記録されたのは1884年だそうです。
ISCC-NBS Dictionary of Color Namesには「モスピンク」だとか「モスグレイ」もあったりして、思わずそれはナニゴケですかと聞きたくなります。下の方にリンクを貼っていますので興味がある方はどんな色なのか覗いてみてください☆



コケの緑色

それはコケ一種一種の色ではなく
もっとイメージ的に、林床、岩、樹幹、庭を覆う
「みどりの色」を表す色のような気がします。
なんとなく控えめで、ちょっとくすんでいて、他の色のわき役のような(*^_^*)

けれど、少し近付いて見ると実際のコケの色はさまざまで、驚かされることがあります。
いやほんまに。

そこで、観察会で出会った代表的なコケの色を作って遊んでみたのでした。
ツクリモノのみどりは魅力ないけれど~ ^^;


・ジャパネスクカラー カラー紹介 → ★★★
・Shades of green (Wiki) → ★★★
・ISCC-NBS Dictionary of Colo(u)r Names (1955) → ★★★
以前の記事
「色の名前」 → ★★★
コケ色「スケジュール帳」 → ★★★



昼食後、ジャケットなどの色をさしつつ
「このみどりは何コケ?」「あ、これはマキノゴケみどり。」
「こっちはスナゴケ」
などというコケ色遊びができたのがとっても新鮮でした。


これからの季節、春色に変わるコケを覗くのが楽しみです。




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musimegane

アート目線のコケ観察。
いきもののカタチは美しい。

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