シロアリが入っているので、伐採の予定がある
というのは聞いていたのだが→
★★★ついに・・
キサゴゴケが着生するスギが
数本伐採されてしまった。
ウワサを聞いてから方々に声をかけさせていただいていたところ先日博物館のFさんがお知らせくださった。
お陰で伐採当日、その瞬間から立ち会うことが叶いありがたい限りである。
さらに造園業者の監督にわがままを言って、数時間だけ観察と採集の猶予をいただいた。
1番最初に伐採されたものを他の木が伐採される間、脇に置いておいてくださったのである。
しかも!キサゴゴケが着生している面が下側にならないように配置していただいたという神対応(涙)
てきぱきと指示が飛び、クレーンで吊るされた木があっという間にブルーシートの上に並べられる様は気持ちが良いほどスムーズで思わず見とれてしまった。
お陰で年輪を数えたり
樹高を測ってみたり
抹茶ソフトクリームのようなそのさまを木にまたがって覗きこんだり
普段は遠慮しながらちびーっとずつ採集していたところを今回だけは思いっきり!!採集させてもらった。
いや、別にグラムいくらで売れるわけでもないんですが(〃 ̄ω ̄〃ゞ
いや、グラムいくらかで売れたらもっと根こそぎ採集してたかもしれないんですが(〃 ̄ω ̄〃ゞ
残念ながらサクを見つけることはできなかったが、今まで見ることのできなかった高さの場所の
キサゴゴケや他のコケも見ることができて私としてはとても充実した2時間でした。
即日撤収のキサゴゴケ。いや、杉の木。
今までどうもありがとー。
そしてとにもかくにも現場監督と博物館関係者のみなさまに感謝。
::
足元ではカメムシがひょろっと粗相をしていた。
そういえば、このスギではたくさんのヨコヅナサシガメが越冬していたなあ。。
美しいダニや小さな生き物もたくさんいたんだった。
それについてもどこかにメモしておきたいところだが
伐採の日の夕方から体長を崩し、連休はどよよーんと過ごしてしまったのだった。
(伐採のショックで寝込んでいたわけではないデス念のため)
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