イチョウウキゴケのいる田んぼ。
まだまだ暑い日もあった10月半ばのこと。

稲や雑草の足元は、乾燥した日が続いてもしっとりとしていて
そんな場所を選んでほそぼそと育っています。

そして10月末、がっつり耕された同じ田んぼ。

丁寧にまぜくりかえされております。

日なたにほうり出されてしまったイチョウさん。
この子はこのままではきっと消えてしまうのでしょう。

それでも、うまく湿度を確保できる場所をゲットできた子たちが冬を越して
春を迎えることになるのでしょうね。
がんばれ~
ほそぼそとした観察、続きます。
確認したい項目がすべて出そろってから1年間の観察をする
というような効率のよい「研究」をしているわけでもなく
観察するうちに新しい疑問が生まれてくるのできりがありません。
しかも、見た目でイチョウウキゴケとわかるので
すべての観察場所で胞子体を確認するという作業をおこたってきた結果
胞子にも2つの型があるという話も出てきてびっくりポンなのであります。
ほんまに効率悪いことしてるなぁ。
でも、わくわくなんだよなぁ。。
ああ。不老不死の薬がほしいです。
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