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こなら亭暮らし


「こなら亭暮らし」
木佐貫ひとみ著
ヴィッセン出版

こなら亭暮らし表紙

オカモス会員の方にはオカモス九州宮崎コケの会世話人としてお馴染みの
木佐貫ひとみさんの著書。

▽先日木城えほんの郷で開催されたコケイベントで
「ほら、ここにもコケが・・」を読み聞かせ中の著者★
読み聞かせ
とはいえ、彼女の射程範囲はコケのみならず
宮崎の自然や文化について広範な知識をお持ちの
フリーアナウンサー&県内を駆け巡るラジオのパーソナリティー。
(MRT放送が聴けない地域の方は、ぜひこちらを!「エ・コ・コロカフェ」→★★★


「こなら亭」とは、なんとご自宅のお庭。
~ 「こなら亭」は、宮崎でもよく見られる照葉樹林の里山に点在するこなら林を写し、更に理想化し、日々の生活のなかで自然の豊かさをより実感できるように計画された「雑木の庭」です~ 
著者HPより→★★★
そして、なななんと、毎年オープンガーデンを開き、訪れた方が宮崎の雑木林を「体感」できる
時間と空間を家族ぐるみで提供されているのだ。

オープンガーデンの長い歴史からすると、ワタシなんぞはとんだ新参者だが
昨年お邪魔させていただいてから、すっかりこなら亭ファンのひとりである。

▽ひっそり、大切にされているこなら亭の「苔ちゃん」。(と著書でも呼ばれている幸せなコケたち)
苔ちゃん1

苔ちゃん


そんなこんなで出版を心待ちにしていたので、Amazonで予約していち早く入手することもできたのだが
そこはぐっとガマンして、出版記念のお祝いの会にお邪魔して直接購入させていただき
(図々しくサインもお願いして!)ほくほくと手に取らせてもらった。

先ずはカバーイラストの美しいこと。
カバー画像

これは、ビーチコーマーとしても有名な林重雄先生=シゲさんによるもので
こなら亭を忠実に再現するために、さまざまなやりとりをされたそう。
(例えば、コナラは生育する地方によって葉の鋸歯の具合が異なるそうだ。)

ひとみちゃんの言葉と、写真、シゲさんの挿絵のコラボを
ぜひお手に取って見ていただきたいと思う。
3_20160611092208489.jpg

さらに、どきっとしたのがこの見返しの色。(ネタバレ的ですみません!)
2_20160611092206723.jpg
和服の裾からちらりとのぞく、紅色のようなイメージ。
なんて粋なチョイスなんだろう。
画像ではなかなか実物の味わいある赤を表現できないのが残念でならない。
(余談だが、地衣類の「ユモジゴケ」を思い浮かべてしまった。→★★★






そんな素敵な装丁の中からは

こなら亭を軸に

自然のいとなみや
人のいとなみ

さまざまなうつろいが聞こえてきました。

季節に寄り添った暮らしの中で感じてこられた
大切なことを飾らない言葉で伝えてくださっています。

雨の音に耳を傾けたり
木や森や小さな生き物にアンテナを向けたり
子育ての時間を大切に楽しんだり

そんなヒントにもなるかもしれません。




こなら亭暮らしAmazon→★★★








::

「白秋」を前に、魂定まらないワタシにとって
今、出会えて本当によかった一冊でした。


感謝。


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musimegane

アート目線のコケ観察。
いきもののカタチは美しい。

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